借地権のメリット・デメリット

借地権を借りてそこに家を建てると、家は自分の所有物となりますが、土地は借地となるため固定資産税がかかりません。土地を購入しそこに家を建てる場合は、土地も家も自分の所有物となるため、固定資産税が発生します。税金がかからないというのは、メリットです。

自分の家を持つという場合、借地権としてなら、所有権を購入するよりも安く済むので、費用面でもメリットがあります。家を売るという場合は、借地権付きの物件として売却する事もできます。

借地権にはいくつか種類があります。種類により扱いも変わってきますが、一般的には種類に関係なく貸借権の事を指しています。しかし一度借りると、地主が土地を返して欲しいからと追い出す事は出来ません。見方を変えると、借地権で土地を借りている人が、そこを立ち退く気がない場合は、何十年でも居座る事ができる状態でした。

これを存続期間といいますが、一応法律では60年という存続期間がありますが、かなり長い時間ですし、出て行く行かないで揉めるトラブルは少なくありませんでした。デメリットは地主の方に多い事でしたが、現在は法律が改正されているので、多少は変わっていますが、存続期間の間は、地主であっても勝手に立ち退きを要求する事は原則として出来ません。